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今夜「七瀬ふたたび」観ました。
世の中がミレニアムで沸いた西暦2000年…8年前に母をガンで亡くしました。
余命少なく、病院からの緊急連絡に怯えなければならない緊張感の続く日々。少しでも気を紛らわそうとパソコンをいじっていて、無意識に母親に頼ってばかりいた子供時代を思い出させるこのサイトに巡り合いました。
「少年ドラマ復刻キャンペーン」に署名したことは今でも覚えています。
母が死んで今年で8年経ちました…
僕は今、介護福祉士をやっています。
早くから福祉関係に転職したかったけれど、なかなか踏ん切りがつかなくて、母の死をきっかけに思い切って長年勤めた会社を辞めて学校に行き、介護の基礎や技術を学びました。
この仕事をやっていて、いつも思うのは高齢者が何を考え、何を望んでいるのか?です。
モノを思ったり考えている内容は、脳内で言語に置き換えられます。多少なりとも会話や声掛けといったコミュニケーションの中で彼らの欲求を図ることも出来るのですが、言語中枢を冒された方。何も認識出来ず、ただ本能で生きているような重度の認知症の方たちは一体脳内でどう考えているのか、いつも深く考えてしまいます。
“痛い”“痒い”“寒い”“トイレに行きたい”など身体が感じていることを、自分の身に置き換えられるように判れば、介護の仕方がどんなに楽になるだろう、と思っていました。
昔、NHKで観たり、読んだりした「家族八景」「七瀬ふたたび」の七瀬のような力が僕にもあったら、言語として心の中を読み取るだけなく、人間の本能のみで生命を全うしている方の身体的欲求でもつぶさに感じることも出来るのでは…と。
しかしながら、もしテレパスの力があったとしたら、今夜の七瀬のように苦悩するだろうという事も脳裏をかすめました。
また、今夜のドラマを観ていて、臨終の際の母を思い出しました。機器類に繋がれて、何を思ってこの世を旅立ったんだろう、と改めて感じました。
私事が長くなってすみません。
母の死の間際と、現在の介護の仕事内容が重なり、僕にとって今夜の第一話は涙なくしては観れませんでした。
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